


皆様にとって今年はどんな1年だったでしょうか?
今年は、いまだかつて誰も経験したことのない事態が起き、今までの常識や生活が大きく変わる年となりました。
R-StartupStudioがこのような状況の中を乗り越えられたのは、応援してくださる皆様のおかげです。
2020年もR-StartupStudioを支えてくださり、本当にありがとうございました。
今年もR-StartupStudioでは、約40個のプロジェクトが動きました。
今年の総括として、この場をお借りしてプロジェクトをいくつかご紹介させてください。
Arevoは、アメリカ シリコンバレーを拠点とする大型3Dプリンターに関連するソフトウェア開発・プリント技術・ロボットの設計制作などをトータルして行うスタートアップです。
彼らの持つ大型3Dプリンティングの技術は、車や船、飛行機、大型の建造物なども、カーボンファイバーなどの軽くて丈夫な新素材でつくることが可能です。
彼らはこの技術を世界中に広め、世の中のありとあらゆるモノを軽くすることによって、二酸化炭素の排出量を減らし、気候変動の課題を解決するというビジョンを持って活動しています。
今年の8月にR-StartupStudio主導のもとクラウドファンディングを行った自転車「Superstrata(スーパーストラータ)」は、自社の大型3Dプリンターを用いて、1人1人最適化して製造するオーダーメイド型で、過去に例をみない自転車です。
海外のクラウドファンディングプラットフォーム「indigogo」にて、支援金合計 7億4800万円を達成いたしました。
NINJAMASXは、『忍』×『HIP HOP』×『アニメ』をコンセプトにしたメディアミックスプロジェクトです。
大ヒット映画『カメラを止めるな!』の原作者 和田亮一が手がける、新プロジェクトになります。
アニメ・音楽・ファッションなど、NINJAMASXの世界観を様々なコンテンツで表現していきます。
これまで日本のアニメは、アメリカ ハリウッドを筆頭に世界中で実写化やリメイクが行われてきました。しかし今回のプロジェクトでは最初から海外で製作し、海外でリリースします。
日本人が日本人に向けて作った作品を海外で発表するのではなく、日本人がハリウッドの一流のチームとタッグを組み、最初から世界にむけて発信すると言う、「エンターテイメントにおける大きな挑戦」を起こします。
2020年は、作品の制作、海外制作会社、クリエイターへのアプローチなどを進めてきた当プロジェクト。
新型コロナウイルスの影響で海外に出られないという逆境はありましたが、オンライン上でのピッチやミーティングを重ね、協力者を多数獲得する他、開発資金調達も行なってきました。
2021年は実際に海外に赴き、様々な契約を正式に結び、ハリウッドの素晴らしいチームと制作を進めていきます。
https://ninja-masx.com
Mobeonは、アメリカ ロサンゼルスに本拠地を置くライブ配信の技術者集団です。
ライブ配信を通して、企業PR、イベント、オンラインイベントなどを行っています。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ライブ配信の需要が高まったことで、今年はR-SttartupStudio内のスタジオでの配信や、出張配信案件を数多く行いました。
「オスカープロモーション所属タレントのオンラインファンイベント」や、「Autodeskユニバーシティ配信イベント」など、幅広い分野でライブ配信を受ける機会をいただきました。
今後もライブ配信を始める企業が増加すると考えられる中で、新型コロナウイルス感染症の騒動が落ち着いた後も、イベントはリアルとオンラインを掛け合わせたハイブリット型の配信に切り替わっていくとMobeonは考えています。
Mobeonだからできることをテーマに、ライブ配信の企画・提案・マーケティングなどを行い、大型イベント案件の配信や、日本だけでなく世界へ向けたグローバルな発信を行っていきたいと考えています。
https://mobeon.co.jp
Nuraは、オーストラリアを拠点とし、難聴の研究から生まれた技術を用いてオーディオデバイスを製作するスタートアップです。
Nuraのイヤホンやヘッドホンは、新生児の聴力検査にも利用されている技術を用いており、音波を放出し耳の内側から帰ってきた反響音から聴力の感度を分析します。そして自分がもっとも聴きやすい音の周波数で音声を流してくれるオーダーメイドのサウンドを提供します。
R-StartupStudioでは、Nuraの難聴研究の費用を補い、課題の解決に少しでも近づけるように支援をしています。
今年の11月からR-StartupStudio主導のもと、日本のクラウドファンディングプラットフォーム「キャンプファイヤー」にて、資金調達のためのクラウドファンディングを行い、支援者数:2376人、支援金額:48,890,330円を達成いたしました。
https://www.nuraphone.com
PHIは、ブロックチェーンを用いたサービスを開発しています。
これまで与論島でのトークンエコノミーの実証実験や、シンガポールに本社を置くINTERNET OF SERVICES FOUNDATION LTD.(IOST)のプロジェクト「ブロックチェーン無償教育プログラム」にパートナーとして参加するなど、国内外問わず、様々な自治団体・企業と活動を進めてきました。
今年は新たに社会課題を解決するアイディアを形にするプラットフォーム、アイディアハブの開発を進めています。すでに目標額の資金調達も達成しました。
企業ではなくプロジェクトベースでSDGsの課題解決をする新しい仕組みですので、ぜひリリース楽しみにお待ちください。
また、石川県加賀市とプロジェクト推進が決定し、来年は4月からは実際に加賀市と協力し活動を起こしていきます。
https://phi-blockchain.com
港区物語は、R-StartupStudioの映像制作チームにより製作されたドキュメンタリードラマです。
私たちの社名「R-StartupStudio」にもある「スタートアップスタジオ(startup studio)」という言葉は、日本ではまだまだ認知度が低いのが現状ですが、「自らのアイディアを元にスタートアップを目指している」という人には、ぜひ知ってもらいたい言葉でもあります。
このドラマでは、実際にR-StartupStudioにかかわる起業家たちを役者とし、スタートアップスタジオの機能や、R-StartupStudioの活動内容、理念などを絵描いています。
ドラマや映画を使って企業を広めるという『新しい企業ブランディングの方法』として、R-StartupStudioの映像制作チームが台本・撮影・編集など全てを行いました。
そしてこの『新しい企業ブランディングの方法』は、多くの方々から反応を頂き、改めてドラマや映画の可能性を感じました。
2021年に向けて映像制作チームの人員を増やすべく、強い気持ちを持ったクリエイターを応募し、チームを創設していきます。
SDGsについての認知度の拡大と、持続可能な未来について考える機会を持ってもらうべく、世界中のアーティストが集うアートチーム 「a-space」と「R-StartupStudio」が協力し発足したプロジェクトASF。
今年は月に1回のぺースで展示会や、子ども達に向けワークショップを行ないました。SDGsの中から選んだテーマを元に、世界中のアーティストと子ども達が作品を制作し、展示する機会を作ってきました。
ASFの共同代表にスイス人のアーティストがいることから、来年は日本での開催だけでなく、スイスで展示会や、ワークショップを開催することを目指します。
https://www.asf-tokyo.com
最後に、今年1年間R-StartupStudioを支えてくださり、本当にありがとうございます。
私たちは7年間限定で立ち上がったコミュニティ。
残り時間はあと5年しかありません。
残りの時間で世の中にインパクトを与える集団になれるように、2021年も全力で挑戦を続けていきます。
来年も相変わらぬご高配を頂けますようお願い申し上げて、歳末のご挨拶とさせて頂きます。
誠に勝手ながら、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
2020年12月29日(火)~2021年01月03日(日)まで
■年末最終営業日
2020年12月28日(月)21:00まで
■年始営業開始日
2021年01月04日(月)通常営業
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2020年もありがとうございました!