


日本最大級のクラウドファンディングサイトCampfireとファッションビルPARCOが共同運営する購入型クラウドファンディングサイト「BOOSTER」。その主な特徴と成功事例をご紹介いたします。ぜひ、サイト選びの参考にしてみてください。
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クラウドファンディングサイト「BOOSTER」とは、渋谷に本社を構え、ファッションビル「PARCO(パルコ)」を展開する株式会社パルコと、日本最大級のクラウドファンディングサイト「Campfire」を運営する株式会社CAMPFIREが共同運営する、購入型のクラウドファンディングサイトです。2018年に業務提携・出資でスタートし、現在では6万件以上のプロジェクト数、支援者数670万人以上、支援総額も540億円という実績のあるクラウドファンディングサイトです。
https://camp-fire.jp/booster-parco
手数料と仕組みとは?
BOOSTERでは基本的な2つのプランが用意されています。ご自身のプロジェクトでどのようなサポートを受けたいか、また必要かを考えて選択してみてください。
ベーシックプラン
基本的なクラウドファンディングサイトのプラットフォームの利用がご自身でわかる方。BOOSTER各種SNSによる情報発信や、担当者による問い合わせサポートがついている為、フルサポートまでは必要なく自身でプロジェクトの立ち上げが可能な方はこちらのプランで十分です。
【サイト手数料 12%】
【決済手数料 5%】
フルサポートプラン
プロジェクト立ち上げの準備を専任の担当がつき完全フルサポートしてくれるプランです。専任担当より戦略のアドバイスやページの作り方についても細かくサポートを受けることができます。クラウドファンディングが初めての方で、準備に不安がある方におすすめのプランです。
【サイト手数料 15%】
【決済手数料 5%】
BOOSTERは購入型のクラウドファンディングサイトです。他のクラウドファンディングサイトと同様に支援の仕組みとして、目標金額を達成の場合に資金を受け取ることが可能な実行型の「All-or-Nothing」と目標金額の達成、未達成にかかわらず集まった分の支援金を受け取れる「All-In」という2つの方式をとっています。
集客や発送代行もサポート
BOOSTERでは、担当者がつきサポートが受けれるプランの他に別途オプションで、プロジェクトへの集客代行や商品の発送代行のサービスを受けることができるプランも用意されております。プロジェクト達成時の商品の発送は、プロジェクト成功度合いによっては膨大な数の商品発送が必要となります。しかし、他のクラウドファンディンではあまり見かけない、発送代行のサービスは特に小規模店舗、個人のクリエイターにとってはとても嬉しいサービス内容といえます。
小規模店舗、個人クリエイターを応援
BOOSTERは「まだここにない未来をあなたの手に」をコンセプトに、支援者が買い物をすることで作りにエールを送ることができる仕組みを目指しています。商品の買い手である支援者がよりショッピング感覚で商品の購入・プロジェクトへの支援が可能になるように、一般的なクラウドファンディングサイトの特徴である、目標金額、達成度の表示を、プロジェクト発案者側で「表示」「非表示」の設定ができるようなサイト設計になっています。これにより、支援者はネットショップでお買い物している感覚で支援できるようになるだけではなく、プロジェクト発案者側も過剰なプレッシャーを感じることなく、プロジェクトの遂行をすることができます。
BOOSTER STUDIO by Campfireの利用が可能
BOOSTERでは、運営会社の一つ株式会社パルコが展開する「渋谷PARCO」の1階にショールーム「BOOSTER STUDIO by Campfire」を2019年にオープンさせました。実際の商品の展示をすることができ、クラウドファンディングサイト内のオンラインでしかみることのできなかった商品を店舗にて支援者の方が実際に確認できるようなショールームになっています。ショールーム天井にはカメラが設置されており来場した人の解析を行っており、商品への関心、属性、ショールーム内での行動パターンなどが解析され、その情報は出展者へ共有されます。オンラインのみではなくこのようなリアル店舗への出展も同時に行うことで、商品のPRやマーケティングの活用も可能にしました。
申し込みには別途のお申し込みは必要にはなりますが、クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げていない人でも、お申し込みは可能です。また、クラウドファンディングにて同時実施の場合、出展費用がお得になるプランもあります。
BOOSTERでは、小規模店舗の運営や個人クリエイターで作品を制作している人におすすめしたいクラウドファンディングサイトです。専任担当によるサポートはもちろん、集客や発送代行、プロジェクトページの制作など別途手数料は必要にはなりますが、一人では中々、わからないところや不安があって難しい部分などをBOOSTERではサポートしてくれます。また、目標金額、達成度ゲージの表示、非表示が選択できる為、一般的なネットショッピングサイトのような使い方も可能です。もし、商品の販売を新たに検討している方は、自社のオンラインショップを0から立ち上げることだけでなく、BOOSTERでのプロジェクト立ち上げも検討してみても良いかもしれません。
成功事例①プロテクション保温マスク
目標募集金額:300,000円
支援総額:26,114,522円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/229420
地元である佐賀にてジュニアフットサルクラブの監督をしながら運営する「getail」が立ち上げた「プロテクション保温マスク」のプロジェクト。抗ウイルス性・花粉対策もばっちりでありながら、通気しやすく蒸れにくいマスクになっています。新型コロナウイルスの流行も伴い目標金額30万円に対し、支援総額2,600万円という資金調達に成功しました。
成功事例②「HITOE® FOLD」小さな薄い財布
目標募集金額:1,000,000円
支援総額:55,481,020円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/392081
CAMPFIREにて、クラウドファンディングアワード2020を受賞の実績も残す「HITOE® FOLD」の新商品プロジェクトです。プロジェクト立ち上げ者は、建築家でも活躍する方で、2016年にD2CレザーブランドSYRINXを設立しています。過去には、グッドデザイン賞を受賞するなどクラウドファンディングサイト内だけでなく、現在は国内外で活躍されています。アワードを受賞したプロジェクトでは、なんとたった18日間で1年分の生産量を完売させるなどの実績も残しています。
成功事例③水、電気不要のアロマディフューザー
目標募集金額:300,000円
支援総額:912,400円
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/486384
日本未発売の商品を見つけ取り扱うアールエナジー合同会社内にて立ち上がったプロジェクトチーム「ある・えーな」によるプロジェクト。従来のアロマディフューザーに必要だった水、電気を使用しないアロマディフューザーのプロジェクトです。実は、なんとこのプロジェクトは、支援募集開始からわずか1時間で目標金額である30万円の達成に成功しています。自社での開発商品だけでなく、こういった海外からの輸入販売の際にもクラウドファンディングの活用が効果的なことがわかりますね。
いかがだったでしょうか。日本最大規模のクラウドファンディングサイトCampfireの中でも、小規模の店舗や個人クリエイターなど自身の運営規模に合ったクラウドファンディングサイトが存在します。ぜひ、自分に合ったサイトはどれか、またどんなサポートが必要でどのようなサポートを提供しているサイトなのかに注目し検討してみてください!
私たちR-StartupStudioでは、自分のスキルを活かしてわくわくすることを始めたい人を応援しています。
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