


『スタートアップスタジオ』という言葉をご存知ですか?
アメリカにて90年代後半から普及し始めた起業家支援の新しい形で、近年日本でも運営する企業が増え始めています。
スタートアップスタジオとは、新しい事業を同時多発的に連続して生み出していく仕組みのこと。
つまり、スタートアップの創業を支援する企業です。
今回は起業家支援の新しい形スタートアップスタジオについて解説していきます。
なぜスタートアップスタジオの仕組みは、事業を連続して生み出すことができるのか?
それは、1つの組織の中に、企業としての創業または拡大に必要な、多種多様なプロフェッショナルが存在しているからです。
これまでスタートアップの支援というと投資など、金銭面での支援が一般的でした。しかし、スタートアップスタジオでは、金銭面の他にも人材の支援を行っています。
いいアイディアがあっても、1人の力ではスタートアップを成功させることできません。そこには、マーケティング・エンジニア・ファイナンスなど、様々な専門知識を持つ人が必要になります。
しかし、近年では起業を志す人が増え、そこには「アイディアはあるけれど、サービスとしてリリースできるほどのスキルがない」という人ももちろんいます。
また、実績や、サービスとしてのある程度の形を作らなければ、資金調達も困難になります。資金調達前の起業家がエンジニアを雇うのは難しいです。
その問題を解決するため生まれたのがスタートアップスタジオ。
1つの組織内に様々な専門技術を持つ人的リソースがあるので、アイディアを持ち込むと一気にそれをプロジェクト化し、0→1を共に作り上げ、成長させていきます。
スタートアップスタジオの仕組みは、元はハリウッドの映画作成に使われていました。
スタートアップでは難しくても、映画ならこの仕組みをイメージしてもらいやすいです。
現在、ハリウッドでは1年間に約200本の映画が作成されていると言われています。
映画を作るのに短いもので半年、長いものだと5年かかるものもあるのに、なせハリウッドだけで200本もの作品を作れるのか?
もちろん、ハリウッドが映画の聖地と呼ばれ、たくさんのクリエイターがいるという点も要因の一つですが、それだけではありません。
ハリウッドにあるディズニーやワーナー・ブラザーズといった大きな映画製作会社は『映画スタジオ』という仕組みを使っているのです。
これは、一つの施設に、映画監督・脚本家・照明・編集など、映画製作に必要な役割が全て揃っており、作品のプロジェクトごとに選ばれたメンバーでチームを結成し、製作を進めるという仕組み。
日本などで映画を製作する場合、カメラマンや編集者などを一から探す必要があるため、工数がかかり、製作時間も伸びてしまいます。
それに対して、ハリウッドでは全ての機能が1箇所に揃っているため、プロジェクト案が出たら、すぐにチームを結成し、すぐに製作に取りかかれるようになるのです。
これにより「複数のプロジェクトを同時多発的に回せる」というメリットが生まれます。
それだけではなく、最大の魅力といっていいのは、スタジオ内で次々と映画を作成しては、世の中に公開していく。
これは、映画を作るほどナレッジが溜まるということです。
・どのような映画が売れるのか?
・誰をキャスティングすればいいのか?
・どのような撮り方が効果的なのか?
・公開日はいつがいいのか?
など、ナレッジが溜まっていくことで、次に作る作品は過去作が成功したポイントを抑えて作ることができるので、ヒットする可能性がとても高くなります。
スタートアップスタジオが必要な理由は、先ほどもあげたように、1人ではできないことでもチームを組んで、事業を進められることです。
もっというと、アイディアのみでもそれを形にできるということ。
無駄な出費を抑えなければいけない創業間もないスタートアップでも、自分で人を雇う必要がないのは大きなメリットになります。
今はSNSの普及などで、自己表現が活発になりました。
受け手側もその自己表現を見て「自分もコレをやりたい」と勇気をもらえ、全体的に夢を持つ人が増えています。
しかしそれと同時に、「自分には夢を実現できる知識もスキルも人脈もない」と夢を諦めてしまう人も増えています。
このような理由でやりたいことに断念してしまう人を少しでもなくせるように、スタートアップスタジオを活用していただくと良いと思います。
さらに、0→1を実際に作り出してきたアドバイザーに、経営方針の助言をもらえるのも大きなメリットになります。
スタートアップスタジオの機能を使い創業するほとんどの人が、初めて創業を経験する人です。
自分一人で方針を決定するよりも、経験豊富なアドバイザーに話を聞いてもらえる方が、はるかに上手く事業を回すことができます。
また、起業から1年間で約半数の会社が潰れてしまうと言われています。
スタートアップスタジオの仕組みを利用しても、いきなり事業を軌道に乗らせ、潰れない会社経営ができ訳ではありません。
個人で経営をして失敗してしまうと、次のチャレンジがしにくくなりますよね。
運悪く会社が潰れてしまっても、スタートアップスタジオなら支援側に回り、創業のサポートをしながら、事業について実戦で勉強し、次の事業を起こす準備をすることができます。
これらが、スタートアップスタジオのメリットと言えます。
R-StartupStudioでは他のスタートアップスタジオにはない3つの特徴を持っています。
1,資金調達について
『ディープテック領域』や『文化領域』そして『ソーシャル領域』の事業はマネタイズまでの道のりが遠く、既存のベンチャーキャピタルスタートアップスタジオが支援することが難しいという問題があります。
しかし、それらの中にも社会にとって必要な"面白いアイディア"や"価値のある技術"は沢山あります。
R-StartupStudioでは、既存のVCやスタートアップスタジオでは対応できないプロジェクトへの支援も積極的に行っています。
なぜR-StartupStudioではこれらのプロジェクトへも支援をすることが出来るのか?
それは、R-StartupStudioは"共感"をテーマに、事業創造・事業支援を行う独自の仕組みと文化を持っているからです。
ベンチャーキャピタルなどからの既存の資金調達の方法だけでなく、エンジェル投資家や社会投資家とのマッチングや、クラウドファンディングなどの新しい資金調達の方法のノウハウを多く保有しているため、”共感”による事業創造・事業支援を続けることが可能になっています。
実際にこれまでに「日本の落語を世界のRAKUGOへ」というビジョンを持ち、日本の伝統芸能や日本の良さを世界に広める活動をしている桂サンシャインさんには、クラウドファンディングやその他の方法を用い数千万円規模の資金調達を実現しています。
2,人的リソースの確保について
先ほどもお伝えしたように、R-StartupStudioは"共感"をテーマに事業創造・事業支援をしています。
それは、スタートアップの成功に大きく左右する、人的リソースにも共通して言えること。
R-StartupStudioでは、クラウドとリアルの両方で、共感ベースの人的リソースを集めることができます。
・クラウドマッチング・・・GUILD
R-StartupStudioが支援を行うスタートアップの1つでもあるブロックチェーンのテクノロジーを利用したサービスを開発する株式会社PHI。
ここが開発するサービス『GUILD』では、規事業及びプロジェクトの成功確率を上げるための様々なツールを使うことができます。
その中で、クラウド上で自分の探している人的リソースとマッチングする機能を搭載しています。
このようにR-StartupStudioでは、支援企業からも協力を得て、よりスタートアップを成功に導けるスタートアップスタジオを作っています。
支援する側と、受ける側が一緒になってR-StartupStudioを作り上げているのです。
・リアルマッチング・・・イベント、ワーキングスペース
RSSではイベントを多く開催し、共感してくれる人を探しています。進行中のプロジェクトに関係しそうな人がいれば紹介をし、プロジェクトの進展へ繋げています。
またワーキングスペースでは、人の交流が起こりやすいので、プロジェクトの垣根を超えて、助け合いシナジーを生む文化を定着させています。
「アスリートの課題解決」を目指す一般社団法人アスリートオーナーでは、R-StartupStudioの繋がりから、上場企業の創業者がアドバイザーに就任しています。
3,シード期のマネジメントについて
現在、世の中にあるスタートアップの大半が、初めて事業を起こす人が運営しています。
そして、事業経験のない人にとって、シード期を乗り越えられるか、またはシード期でどれだけ成長できるかが、今後の事業に大きく関わってきます。
R-StartupStudioでは、シード期育成プログラムと経験値豊富なメンターによるアドバイスにより、シード期に個人もチームとしても成長ができる独自の仕組みを取り入れています。
・シード期育成プログラム
R-StartupStudioでは、プロジェクト全てに対し目標設定の為のOKRやPM(パワーアップミーティング)などを取り入れています。
これまでに多くのビジネスを作り上げてきた経験豊富なメンターとミーティングを行い、どこに問題があるのか?どうすればスピード感をあげられるのか?もっといい道はないか?など、現状を確認しそれに対してアドバイスを行っています。
また、エンジェル投資家や社会投資家とも連携しているため、多くのスタートアップに投資をしてきた投資家から、スタートアップ成功の秘訣や、資金調達で見られるポイントなど、経験者にしかわからない独自コンテンツを多数用意しています。
そして、先ほども紹介した『GUILD』の機能には、作業を管理する機能や、PDCAを回す機能など、マネジメント管理ツールも提供しています。
・メンター制度
PM以外でも相談にいつでも乗れる体制ができています。
投資家やインキュベーターに相談ができたり、法務に関することでも専門家がアドバイスを行います。
R-StartupStudioでは、この2種類の独自のマネジメント方法を使い、プロジェクトチームの強化(個々)とビジネスモデル強化(組織)をどちらも、同時に進めることができます。
以上の3つの特徴がR-StartupStudio特有の強みです。
3つに共通して言えること。
それは全てにおいて共感をベースとした支援の仕組みになっていることです。
クラウドファンディングの資金調達も、メンバー同士が助け合う文化も、イベント参加者が手助けをしてくれることも、エンジェル投資家や社会投資家がついていることも、全てにおいて共感がベースとなっています。
R-StartupStudioは代表やコアメンバーだけが作り上げるのではなく、支援を受けている企業も、イベントに来てくださった来訪者も、みんなで作っていく場所にしたいと私たちは考えています。
世の中を少しでもよくするために、あなたのやれること、あなたのやれる時間でいいので、R-StartupStudioにあなたの力を貸してください。
会社を辞めて専業にする必要はありません。
誰でもいつでも参画出来るのがR-StartupStudioです。
合いてる時間でR-StartupStudioに参画し、まだ見ぬ自分の新たな可能性を発見しませんか?
・自らのアイディアを元にスタートアップを目指している
・今持っている知識や技術をスタートアップに用いたい
・将来的にスタートアップを立ち上げる為に、実際にサポートをしながら学びたい
・最先端のスタートアップで活動してみたい
・若い世代の活動を応援したい
このような方はぜひ下の画像をクリックし、公式LINEからご連絡ください。お待ちしています。
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『スタートアップスタジオ』という言葉をご存知ですか?アメリカにて90年代後半から普及し始めた起業家支援の新しい形で、近年日本でも運営する企業が増え始めています。スタートアップスタジオとは、新しい事業を同時多発的に連続して生み出していく仕組みのこと。つまり、スタートアップの創業を支援する企業です。今回は起業家支援の新しい形スタートアップスタジオについて解説していきます。