「毎月月初の1日に神社に行くのは縁起がいい?」
「この日は神様の日と聞くけど本当?」
朔日参りをすることに、何か意味があるのではないかと考えていませんか。
また、参拝には何時に行けばいいのか、気になる方もいることでしょう。
そこで今回は、朔日参りのスピリチュアル的な意味や、参拝に適した時間帯について解説していきます。
朔日参りとは?
朔日参りとは、毎月1日に神社仏閣にお参りをする習慣です。
旧暦では、1日は月の満ち欠けに基づいて最も月が新しい日とされていました。
そのため、「朔日」は「新月の日」という意味も持ちます。
なぜ1日が「神様の日」なのか?
旧暦では、1日は神様の日と考えられていました。
神様への感謝を伝え、新たな月の始まりを祝うために、朔日参りをする習慣が広まったのです。
朔日参りのご利益
朔日参りは、神様への感謝を伝えるだけでなく、様々なご利益があるとされています。
- 月始めの開運: 新しい月の始まりに神様にお参りすることで、その月の運気を高めると言われています。
- 目標達成: 新たな目標に向かって、神様のお導きを祈願するのに最適な日です。
- 心願成就: 願い事を書いた絵馬を奉納したり、おみくじを引いたりして、願い事を祈願するのもおすすめです。
- 健康祈願: 健康長寿や家内安全など、様々な願い事を祈願することができます。
何か叶えたいことや願望がある場合は、朔日参りをしてみるといいでしょう。
ただし、一方的に神様に「お願いする」というのではなく、神様に「やることを宣言する」という気持ちのほうが好ましいです。
神様は他力本願を嫌いますので、あなたが「行動すること」を宣言し、サポートを受けられるようにお願いしてみましょう。
そうすれば、神様はあなたを後押しするためのエネルギーを送ってくれるでしょう。
朔日参りの参拝に適した時間は?夜はNG?
朔日参りに適した時間帯は、特に「夜は避ける」という考え方があります。
一般的には、早朝から午前中が最も良いとされており、この時間帯は太陽のエネルギーが強く、空気が清らかで集中力が高まると言われています。
午後になると、陰の気が満ちるとされているため、夕方や夜のお参りは推奨されていません。
どんなに遅くても15時までには参拝を済ませよう。
また、神社によっては夕方に神様を送り出す儀式が行われるため、夕方以降の参拝は避けた方が良いとされています。
したがって、朔日参りは午前中に行うのが適しており、夜は避けるべきとされています。
朔日参りのスピリチュアル的な意味3選
朔日参りを行うスピリチュアル的な意味は全部で3つです。
①新しい始まりを祝福する
朔日参りは、新しい月の始まりを祝福する行事です。
新しい月は、新しい始まりやチャンスを象徴しており、参拝することで自分自身や周りの人たちに新しい始まりへの祝福を送ることができるでしょう。
それによって、ひと月の間、神様からご加護をいただくことができます。
②神様への感謝を伝える
朔日参りは、神様への日頃の感謝を伝える大切な機会です。
感謝の気持ちを持つことは、ポジティブなエネルギーを引き寄せ、幸運を招くと言われています。
朔日参りにすることで、感謝の気持ちを具体的に形にすることができ、より深い幸福感を得られるでしょう。
③先月を振り返る
朔日参りは、毎月月初に行うものです。
そのため、先月の出来事を振り返ることで、気づきが得られ、潜在的に引きずっていることにピリオドを打つことができる効果もあります。
特に、何か行き詰まりを感じていたり、思わしくないことが起こってしまったりした場合、朔日参りをすることで前に進むエネルギーを受け取ることができるでしょう。
朔日参りは、神様への感謝を伝えるだけでなく、様々なご利益があるとされる日本の伝統的な習慣です。
毎月1日、ぜひ神社仏閣にお参りして、神様の日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、十五日参りのスピリチュアル的な意味についてご紹介しています。
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