「十五日参りに行くのは縁起がいい?」
「この日は神様の日と聞くけど本当?」
十五日参りをすることに、何か意味があるのではないかと考えていませんか。
また、参拝には何時に行けばいいのか、気になる方もいることでしょう。
そこで今回は、十五日参りのスピリチュアル的な意味や、参拝に適した時間帯について解説していきます。
十五日参りとは?
十五日参りとは、毎月15日に神社仏閣にお参りをする習慣です。
特に、旧暦の15日は「神様の日」とされ、多くの参拝者が訪れます。
なぜ15日が「神様の日」なのか?
旧暦では、15日は月の満ち欠けに基づいて最も月が美しい日とされていました。
月には神様が宿ると信じられていたため、15日は神様への感謝を捧げる特別な日とされていたのです。
十五日参りのご利益
十五日参りは、神様への感謝を伝えるだけでなく、様々なご利益があるとされています。
- 健康祈願: 健康長寿を願う
- 家内安全: 家族の安全と幸福を祈願
- 商売繁盛: 商売繁盛や金運アップを祈願
- 恋愛成就: 良縁や恋愛成就を祈願
- 学業成就: 学業成就や合格祈願
何か叶えたいことや願望がある場合は、十五日参りをしてみるといいでしょう。
ただし、一方的に神様に「お願いする」というのではなく、神様に「やることを宣言する」という気持ちのほうが好ましいです。
神様は他力本願を嫌いますので、あなたが「行動すること」を宣言し、サポートを受けられるようにお願いしてみましょう。
そうすれば、神様はあなたを後押しするためのエネルギーを送ってくれるでしょう。
十五日参りの参拝に適した時間は?夜はNG?
十五日参りに適した時間帯は、特に「夜は避ける」という考え方があります。
一般的には、早朝から午前中が最も良いとされており、この時間帯は太陽のエネルギーが強く、空気が清らかで集中力が高まると言われています。
午後になると、陰の気が満ちるとされているため、夕方や夜のお参りは推奨されていません。
どんなに遅くても15時までには参拝を済ませよう。
また、神社によっては夕方に神様を送り出す儀式が行われるため、夕方以降の参拝は避けた方が良いとされています。
したがって、十五日参りは午前中に行うのが適しており、夜は避けるべきとされています。
十五日参りのスピリチュアル的な意味3選
十五日参りを行うスピリチュアル的な意味は全部で3つです。
①神様との繋がりを深める
十五日参りは神様や仏様とのつながりを深める機会です。
この日に神社や寺院を訪れることで、神や仏とのコミュニケーションを取り、自らの願いや感謝を神様に伝えることができます。
日々の生活の中で、様々な恵みを受けていることに感謝し、神様への敬意を表すことで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。
②心身を浄化する
十五日参りは、日々の生活の中で溜まった負のエネルギーを浄化し、心身をリフレッシュする効果も期待できます。
神社仏閣の静寂な空間で心を落ち着かせ、神聖なエネルギーに触れることで、より清々しい気持ちで新たな一歩を踏み出すことができるでしょう。
また、心身の浄化は、精神的な安定にも繋がります。
十五日参りにすることで、心の平穏を取り戻し、ストレスや不安を軽減することも期待できるのです。
③ひと月の前半を振り返る
十五日参りは、月の半ばで行うものです。
そのため、ひと月の前半の出来事を振り返ることで、気づきが得られ、潜在的に引きずっていることにピリオドを打つことができる効果もあります。
特に、何か行き詰まりを感じていたり、思わしくないことが起こってしまったりした場合、十五日参りをすることで前に進むエネルギーを受け取ることができるでしょう。
十五日参りは、神様への感謝を伝えるだけでなく、様々なご利益があるとされる日本の伝統的な習慣です。
毎月15日、ぜひ神社仏閣にお参りして、神様の日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、朔日詣りのスピリチュアル的な意味についてご紹介しています。
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